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西武ライオンズ共同研究

BASラボが現在取り組んでいる西武ライオンズとの共同研究についてご紹介します。
(公開可能範囲に限っています)

九州産業大学(人間科学部スポーツ健康科学科 磯貝浩久教授)、西日本工業大学(工学部総合システム工学科機械工学系 古門良亮 講師)、BASラボは、株式会社西武ライオンズと野球パフォーマンス向上を目指す共同研究を開始しています。

西武ライオンズ株式会社 https://www.seibulions.jp/company/company.html

2022年6月から開始されたこの共同研究は、Neurotrackerを活用し打撃改善がどこまでできるか、最先端のスポーツ科学の知見を援用したもので、人間の知覚認知能力を基軸として、様々なアプローチによりアスリートのパフォーマンスへ及ぼす効果をリサーチします。

スポーツにおける認知能力やワーキングメモリに関する研究は海外を中心にこれまで多く行われていますが、その多くが大学生やユースなどのアマチュア選手が対象となっています。

特に日本においては、プロスポーツ選手を対象にした研究はありません。
この点に対する大きな課題意識のもと、BASラボは国内プロスポーツチーム/選手を対象とした研究に特に力を入れています。
2023年も引き続き西武ライオンズとの共同研究に取り組みます。


カスタマイズされた画面

NeuroTrackerの画面はテニスボールのような球体が移動しますが、コグニセンス社(カナダモントリオール)
の協力により野球ボールにカスタマイズされました。
この共同研究のための特別仕様で、選手たちの没入感を高め、2023シーズンの研究にのぞみます。


BASラボの参画研究者はそれぞれスポーツファンです。
その一人、田向権教授(九州工業大学大学院生命体工学研究科)は大の西武ライオンズファン。
在京時代はいつも所沢のスタジアム(現ベルーナドーム)へ観戦に通っていたそうです。
人工知能研究を専門とする田向教授の熱い西武ファンエピソードには意外な感じでほっこりします。

(参照)田向権教授紹介ページ “人工知能が最も難敵とするのはスポーツアスリート“
https://www.baslab.or.jp/researcher/tamukoh/

BASラボでは引き続き、日本国内の野球/Jリーグ/バスケットボールなどプロ選手を対象として、パフォーマンスの高い選手と脳の認知要因との関係性を明らかにする研究に取り組んでまいります。

(関連ページ)日本スポーツ心理学会ポスター発表
【3D 複数対象追跡(3D-MOT)トレーニングが、プロサッカー選手の脳波に及ぼす影響】
https://www.baslab.or.jp/news/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%82%b9%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%84%e5%bf%83%e7%90%86%e5%ad%a6%e4%bc%9a%e3%83%9d%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc%e7%99%ba%e8%a1%a8/

(関連ページ)BASラボ学術監修事業「ニューロトラッカー」紹介
https://www.baslab.or.jp/business/supervision/neurotracker/

(参照ページ)ニューロトラッカー国内販売元ページ
https://www.baslab.or.jp/neurotracker/

(関連ページ)新着情報【ニューロトラッカー×現役Jリーガー パイロット研究】
https://www.baslab.or.jp/news/%e3%80%90%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%ad%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%ab%e3%83%bcx%e7%8f%be%e5%bd%b9%ef%bd%8a%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%ac%e3%83%bc-%e3%83%91%e3%82%a4%e3%83%ad%e3%83%83/