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eスポーツ科学イベント開催

2022年3月13日 北九州市立ユースステーションにて、eスポーツ科学体験イベントを開催しました。

ますます普及発展が注目されるeスポーツを通じて、関連する科学/医療/教育/健康など幅広い体験をしてもらおうというもので、北九州市立ユースステーション様依頼のもと、福岡eスポーツリサーチコンソーシアム(通称FeRC)参画研究者/企業により開催されました。
当日は中学生高校生を中心に幅広い方々に参加いただき、ともに楽しい時間でした。

まずFeRC理事長でもあるBASラボ代表理事磯貝浩久教授から“eスポーツの科学”とは?について解説。
単なるゲームというイメージを超えeスポーツが注目される理由、様々な専門家研究者が関与する世界観についてお話ししました。

BASラボは【パフォーマンスゾーン】としてスポーツ科学はじめ幅広い分野から注目されている脳科学トレーニングNeuroTracker体験を提供。
スポーツ心理研究者磯貝教授による脳の認知機能の重要性とこのニューロトラッカーがリアルスポーツで広く活用されている状況のレクチャー後、皆さんに体験してもらいました。

海外のeスポーツプロチームではこのNeuroTrackerが積極的にトレーニングとして採用されつつあり、日々のプレイスキル向上に活用されています。
リアルスポーツ/学習/職業/高齢者フレイル予防など幅広い分野で注目される脳科学トレーニングがeスポーツ界でも活用されつつあることに参加者からも驚きの声が。自分の脳機能や集中力を意識する楽しい体験になったと嬉しい感想を多数いただきました。

イベントでは他に「コンディションゾーン」として視能訓練士による眼の検査体験や解説も行われました。
(協力:福岡国際医療福祉大学潮井川修一先生/一社みるみるプロジェクト)眼や視力はBASラボの研究領域とも関連の深い分野。こうした異分野専門家同士の交流連携もFeRC eスポーツ研究の魅力の一つです。

BASラボでは引き続き、NeuroTracker学術監修として国内研究(アスリート・高齢者etc)を進めるほか、認知機能の重要性やトレーニングの啓発活動にも協力してまいります。

▽福岡eスポーツリサーチコンソーシアム(通称フェルク)ホームページはこちら
▽高齢者eスポーツ第二次研究記事(2021.12.3)についてはこちら