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【受託事業スタート】広川町eスポーツ×地域活性化

2023年12月2日 福岡県広川町はeスポーツによる地域活性化事業ビジョンを発表しました。
当社BASラボは当事業の運営受託者として参画いたします。

この事業は、「すべての町民がバリア(障壁)なく交流を」をビジョンに掲げる広川町が、
eスポーツをきっかけに高齢者/子ども/障がい者などそれぞれの垣根を超えた交流機会の創出を目的と
しています。

令和6年度から3カ年をかけ、eスポーツが心身にもたらす影響に関する研究も展開し、
科学的な知見を重視しています。
行政/研究者/医療専門職などが連携する、たいへん意欲的な地域活性化事業です。

同日、広川町役場において、記者会見とキックオフイベントが開催されました。

(関連記事)西日本新聞2023.12.6 eスポーツで世代間交流と認知症予防 福岡・広川町が新事業
https://www.nishinippon.co.jp/item/1153894/

福岡県広川町 https://www.town.hirokawa.fukuoka.jp/index.html

広川町記者会見

事業名 ”eスポーツによる地域活性化包括的支援業務”

▷支援/コーユーイノテックス株式会社(企業版ふるさと納税による支援)
▷事業受託者/一般社団法人行動評価システム研究所(BASラボ)
▷事業運営協力/福岡eスポーツリサーチコンソーシアム(FeRC)、九州産業大学九州工業大学

氷室健太郎町長による事業ビジョン紹介

氷室町長は町職員だった時期からeスポーツによる地域活性化へ積極的な関心を寄せておられました。
2022年8月のファミリeフェス(福岡市にて開催)にもわざわざ視察に来られたほど熱心で、地域活性化にかける想いもひとかたならぬ方です。

記者会見で挨拶する磯貝浩久教授(BASラボ)

本事業は、eスポーツ×普及/交流/研究を並行しておこなう、画期的な計画となっています。
BASラボがこれまで培ってきたスポーツ科学/脳科学に基づいた研究知見と、
作業療法士など医療専門職のノウハウが連携し、広川町のeスポーツ地域活性化に貢献します。
BASラボの研究者たちにとって、eスポーツはその有望性やバリアフリー性の素晴らしさに早期から
着目してきた領域です。本事業の受託者としてしっかりと運営を担ってまいります。

町内福祉施設などでの体験会、認知症予防や認知機能改善の効果検証研究、町民のバリアフリー交流、
健全な普及に貢献する人材教育などを計画しています。

キックオフイベント

同日、町役場において広川町で初のeスポーツ体験会が開催されました。
デジタルゲームに日常的に親しんでいる小学生から、ほとんど馴染みがないというシルバー世代まで。
あらゆる世代の町民が参加し、交流しながら楽しんでいただきました。

自治体によるeスポーツの包括的事業は全国的にも画期的

シニア層にも馴染みやすい太鼓の達人

各eスポーツ体験コーナー

eスポーツ×普及/交流/研究を、地域活性化に。
全国的にも珍しい包括的取り組みは3か年計画です。
今後も新着情報記事にてご報告いたします。

(関連記事)2022.8.6 「eスポーツ×脳科学」サイエンスイベントに登壇

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(関連記事)2021.12.3 【高齢者eスポーツ第二次研究スタート】

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