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【ニューロトラッカー×現役Jリーガー パイロット研究】

BASラボは、2021年10月より株式会社ジャパン・スポーツ・プロモーション、株式会社 Office PARKと共同で、ニューロトラッカーと現役Jリーガーを対象とするパイロット研究を開始しました。2021年シーズン終了後の12月6日に実験も完了しシーズンオフ中にデータの解析を進めます。

ニューロトラッカー(NeuroTracker)を用いた研究は世界で数多く報告されていますが、国内でのプロアスリート研究はまだまだ少ない状況です。特にパソコンダウンロード版のニューロトラッカーXをトレーニングに使用した研究はまだ行われておりません。

このたび、現役Jリーガーを対象としたニューロトラッカー訓練による効果研究がスタート。
夏目季代久教授(脳情報工学)による脳波計測のほか、選手の認知機能やプレー実績の変化など多面的にフォーカスする国内初のパイロット研究です。
脳情報工学・スポーツ心理学といった異分野研究者が参画するBASラボの強みを生かしています。

株式会社ジャパン・スポーツ・プロモーションは、サッカー選手エージェント業務などを手がけるスポーツ関連事業者です。アスリートのパフォーマンスを最大化したいという想いがBASラボと一致。共同研究スタートとなりました。

ニューロトラッカー(NeuroTracker)はカナダ・モントリオール大学ジョスリン・フォーベー教授開発の複数対象追跡(MOT)訓練です。20年にわたる脳神経科学の研究から生まれ、知覚・認知能力のトレーニングに世界1,000以上のトップスポーツチームが採用。アビスパ福岡でも活用されています。

アスリートのパフォーマンス向上に「認知」(入力・情報処理)の重要性が日本でもいよいよ広まっていくのではないかと感じています。

今後は、パイロット研究のデータ解析もとに、来シーズンには本格的な研究に取り組んでいく予定です。

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